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ホーキング博士「NASAの宇宙人に向けて電波を送るプロジェクトは危険」

2019-04-05-Fri-00:52
ここ10年位ネット上で定期的に表題のような記事を見掛ける事が多くなった気がする。
ホーキング博士について詳しく知っている訳ではないが、彼の晩年はオカルト支持層に好まれるような発言が多く、個人的にも昔より好感度が上がっていたのは事実である。

さて、この類のネタを題材にした映画は何種類も存在しているが、人類に夢を与える為にコンタクトの「成功例」が非常に多く、気が付けば「失敗例」は殆ど描かれていない。

ここでの「失敗例」とは未知の生命体が好戦的だった場合に圧倒的な技術力の差によって人類が完全に滅ぼされてしまう結末だが、冷静に考えてみると現実的に「失敗例」の確率のほうが高いのではないだろうか。

以前の記事で書いたのは記憶に新しいが、1万年、10万年以上も技術力が進んだ文明にとって我々の存在は「地面を歩く蟻」程度のものであり、蟻と仲良くするメリットは皆無。 そして地球動物園仮説から鑑みても未知の生命体の進化の過程によって慈愛の心が失われていたとすれば地球を単なる補給物資と考え、資源に群がる害虫(人類)を根こそぎ排除しても不思議ではない。

そんなリスクがあるにも拘らず、1974年にはアレシボ・メッセージなる人類のデータを詰め込んだ電波を宇宙に向けて発信している。
未知の生命体に希望を抱きたい気持ちは分かるが、この行為はある意味好戦的な相手にとっては「餌はここにあります」と餌の方から主張している有り難いものだ。

この場面で「リスクを恐れていては何も始まらない」と主張出来る強者はいるだろうか?
答えはYES。それが今のNASAを取り巻く宇宙開発に携わる研究者であるとも言える。
一見、知識人集団に見えるが人類にそのリスクを周知せず、後先考えずに夢語りの美談にして暴走している危険な行為であり、「想定外でした…」では済まされない問題だ。

私も博士同様に「失敗」する確率が0.1%でもあるなら人類からは進んでコンタクトを望まない方が今の文明を長く維持出来る可能性が高まると考えている。
遠い未来に地球は太陽に飲み込まれ消滅するとの事だが、その前に食糧難核兵器温暖化により自滅する可能性も否めず、早急に宇宙へ避難しなければならない。
しかしながら、それよりも先に侵略者によって滅ぼされてしまっては本末転倒である。

先のオウムアムアの件を考えれば、およそ50年前に発信したアレシボ・メッセージを受信した何者かが通過を装って偵察に来ていてもおかしくはない。

それが仮に好戦的な相手だったらと考えると…私には恐怖しか残らないのだ。
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